第1種住居地域 【だいいっしゅじゅうきょちいき】
都市計画法で決められた用途地域のひとつ。大規模な店舗やオフィスビルなどの建築を制限する住居系の地域。床面積が3000平方メートル以下なら、階数にかかわらず飲食店や店舗、事務所などが建築できる。ボーリング場やゴルフ練習場、ホテル、旅館なども可。税務署、郵便局、警察署、消防署などは建物の規模に関係なく建築可能。マージャン店、パチンコ店、カラオケボックスなどの遊戯施設は規模にかかわらず建築できない。
第1種中高層住居専用地域 【だいいっしゅちゅうこうそうじゅうきょちいき】
都市計画法で決められた用途地域のひとつ。中高層住宅のための良好な住環境を保護するための住居系の地域。低層住居専用地域のような絶対高さ制限がないので、容積率に応じて4階建て以上の中高層マンションなどが建築できる。飲食店や店舗は2階建て以下で床面積500平方メートル以内なら建築可能。大学や病院、2階以下で床面積300平方メートル以内の独立車庫も建築可能。ゴルフ練習場・パチンコ店などの遊戯施設、ホテルなどの宿泊施設は不可。
第1種低層住居専用地域 【だいいっしゅていそうじゅうきょせんようちいき】
都市計画法で決められた用途地域のひとつで、2~3階建て以下の低層住宅のための良好な住環境を保護するための住居系の地域。住宅以外に建てられるのは、高校以下の学校、図書館、銭湯、診療所、老人ホーム、保育所など。併用住宅の場合は、住居部分が全体の2分の1以上で、店舗等の広さが50平方メートル以内に限られる。建物の高さを10mまたは12m以下に抑える高さ制限がある。
耐火構造 【たいかこうぞう】
壁・柱・床・梁・屋根・階段などの主要な構造部分が、一定の耐火性能を持った構造のもの。一定の耐火性能というのは、通常の火災が起きてから30分から3時間以上の間、建物が倒壊したり他に延焼したりしない性能を持っていることをいう。建物部位や階数ごとに時間が決められている。
代襲相続 【だいしゅうそうぞく】
親(被相続人)の相続人になるべき子=Aが、親の相続が発生する前にすでに死亡している場合、そのAの子ども(親から見ると孫)が代わって相続することを「代襲相続」という。
耐震構造 【たいしんこうぞう】
地震や強風などの力で建物が揺れても耐えられるように設計された構造。1981年以降の建築基準法では、新耐震設計として、大地震でも建物が倒壊することなく人命を守れることを最低限のレベルにしている。地震力に耐える「耐震」に対して、地震力を低減させるのが「免震」や「制震」。
第2種住居地域 【だいにしゅじゅうきょちいき】
都市計画法で決められた用途地域のひとつ。住居系の地域だが、大規模な飲食店、店舗、事務所などの建築も可能。階数や床面積の制限はない。カラオケボックス、パチンコ店などの遊戯施設、畜舎、自動車教習所も建てられる。作業場が50平方メートル以下なら、小規模な食品製造業に加えて、危険性や環境悪化のおそれが少ない工場も建築可能となる。ただし、劇場や映画館、キャバレー、ダンスホール、営業用倉庫など建築できないものもある。
第2種中高層住居専用地域 【だいにしゅちゅうこうそうじゅうきょせんようちいき】
都市計画法で決められた用途地域のひとつ。主に中高層住宅のための良好な住環境を保護するための住居系の地域。建築できる建物の種類は第1種中高層住居専用地域と同様。ただ、飲食店や店舗の床面積が第1種中高層住居専用地域の500平方メートル以内から1500平方メートル以内に拡大している。また、2階建て以内なら専用の事務所ビルも建築可能。パン、米、豆腐、菓子などの食品製造業で、作業場の床面積が50平方メートル以内の工場も建築可能。
第2種低層住居専用地域 【だいにしゅていそうじゅうきょせんようちいき】
都市計画法で決められた用途地域のひとつ。主に低層住宅のための良好な住環境を保護するための住居系の地域。建築できる建物の種類や高さ制限は第1種低層住居専用地域とほぼ同じ。違いは小規模な飲食店や店舗などの建築が可能なこと。具体的には2階以下で床面積が150平方メートル以内で、日用品の販売店、食堂、学習塾そのほかの各種サービス業を営む店舗。パン・豆腐など自家製造販売の場合は、作業場の面積が50平方メートル以内。
滞納保証システム 【たいのうほしょうしすてむ】
家賃滞納があっても不動産運営管理会社が一定期間の賃料を保証するシステム。不動産運営会社が自社独自で保証リスクを負うもの、信販会社との提携によって信販会社が滞納保証の責任を負っているケース、連帯保証人代行会社を利用するケースなどがある。
対面キッチン 【たいめんきっちん】
キッチンに立ったとき、身体がダイニング側を向くプラン。キッチンで作業する人と、ほかの家族とのコミュニケーションが保たれるのが利点。キッチンに対面する形で簡単な食事や配ぜんのできるカウンターを設け、「カウンターキッチン」と称することもある。
耐用年数 【たいようねんすう】
長く使い続けるモノの寿命のこと。材料の物理的・化学的な性質だけを表す「耐久性」よりも広い意味があり、社会的・経済的な状況を含めて将来的に利用できる長さを表す。
耐力壁 【たいりょくへき】
建物自身の重さや屋根の積雪などの垂直方向の荷重(鉛直力)と、地震や強風などによる水平力に抵抗して、建物を支える壁のこと。マンションの場合は一定の厚さと強度を持った鉄筋コンクリートの壁、木造一戸建ての場合は柱の間に筋かいを入れたり、構造用合板を張った壁がこれに当たる。
タウンハウス 【たうんはうす】
連棟式の低層集合住宅。テラスハウスのような区画された専用庭を持たず、10~20戸のグループごとに、建物に囲まれたコモンスペース(共同空間)を共有する。戸建と同じような独立性を持ちながら、建物を計画的に配置することで、共用庭などの緑豊かなコモンスペースを持つことができる新しいタイプの住宅形式といわれる。所有形態は分譲マンションに近い。
宅地建物取引主任者 【たくちたてものとりひきしゅにんしゃ】
都道府県で行う宅地建物取引主任者資格試験に合格し、不動産取引の2年以上の実務経験を持つなどの要件を認められて、宅建主任者証(有効期間5年)の交付を受けた人のこと。宅建業法では、不動産会社の事務所には従事者5人に1人以上、案内所には1人以上の専任の宅建主任を置くことを義務づけている。
たたき 【たたき】
土間の仕上げ工法のひとつで、土やコンクリートで仕上げた土間を意味する。本来は、粘土と石灰と苦汁(にがり。塩化マグネシウム)を混ぜて、板や棒やコテで叩いて締め固めたものを「叩き」または「叩き土間」といい、3種類の材料を合わせるので「三和土」とも書く。
畳 【たたみ】
和室に敷き詰める代表的な床材で、台になる畳床(たたみどこ)に畳表をかぶせて縁(へり)で留めたもの。縁なしタイプもある。
断熱工事 【だんねつこうじ】
住宅などの断熱性を高める工事のこと。壁、床、天井などにすき間なく断熱材を入れたり、複層ガラスや二重サッシ、断熱ドアなどの断熱建材を使う。断熱する必要のある部分は、外気に接した壁・床・屋根・開口部。または外気に通じた物置や小屋裏の室内側の天井など。
断熱材 【だんねつざい】
室内と室外の間で、熱が出たり入ったりすることを遮るための材料。熱が伝わりにくい素材が使われる。
断面図 【だんめんず】
建物全体を垂直に切断した断面を表した図面で、主に建物の高さ寸法を示すために用いる。縮尺は通常100分の1か、50分の1、30分の1など。軒の出と高さ、庇(ひさし)の出と高さ、階高、天井高、地盤面と床高などの寸法、屋根こう配や斜線制限との関係などを書き入れ、主要構造部や基礎の状態を表す。 |